地震と地積測量図の座標

近年、東北大震災や熊本大震災など、大型の地震が起こっております。 地震が起こると地面にゆがみが生じ、土地家屋調査士の測量結果である地積測量図の座標も地域によって、座標が違ってくることがあります。

その場合、地積測量図に「旧座標系」というゴム印が押され、その地積測量図の座標がそのままでは使えないことを示します。

再測量するのが望ましいのですが、地震の度に測量をやり直していたら、その費用も莫大なものとなりかねません。

そこで、座標変換ということを行います。

国土地理院:「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」に伴う公共測量成果の改定について

この国土地理院のサイトで座標を変換するソフトウェアが手に入ります。

建設業許可について  その1

建設業許可とは…  のれん分け制度のように知識や経験者を必要とする

 一定の規模以上の工事を受注するには、県の建設業許可が必要になります。

 簡単に言いますと、建設業の許可は、知識や経験のないものには許可しないという言わばのれん分けのような制度になっております。

 特に重要となるのが、下記の条件に当てはまる人がいるかです。

  • 経営管理責任者(原則として、5年以上の建設業の経営経験を必要とする)
  • 専任技術者(原則として、10年以上の現場経験を必要とする)
そのため、場合によっては、以前の勤め先の代表者から、その経歴を証明してもらうために特定の様式の書類に印鑑を押してもらう必要が出てきます。