政府が、土地を放棄できる制度を検討中
投資ブームなどで、遠方の山奥の土地を手に入れたりした人もいますが、これまではそう言った土地を放棄することができず、1000円に満たないような土地でも数万円をかけて相続登記する必要がありました。 この土地の放棄制度によって、そんな縛りから解放される可能性が出てきますが、結論はまだ先のようです。公共道路境界立会確認のお願い 例外的な場合
土地の相続がほったらかしになっている物件として、公共道路に名義が残っている場合があります。 それこそ、大正時代の人が名義人になっている場合も多く、その相続人の全員に確認をしなくてはならないため、その道路の立会処理をしなければならない業者は大変です。 すでに大昔に道路になっているのにもかかわらず名義が残っている場合は、土地の位置などを確認したうえで、その業者に協力してあげてください。地震と地積測量図の座標
近年、東北大震災や熊本大震災など、大型の地震が起こっております。 地震が起こると地面にゆがみが生じ、土地家屋調査士の測量結果である地積測量図の座標も地域によって、座標が違ってくることがあります。
その場合、地積測量図に「旧座標系」というゴム印が押され、その地積測量図の座標がそのままでは使えないことを示します。
再測量するのが望ましいのですが、地震の度に測量をやり直していたら、その費用も莫大なものとなりかねません。
そこで、座標変換ということを行います。
国土地理院:「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」に伴う公共測量成果の改定について この国土地理院のサイトで座標を変換するソフトウェアが手に入ります。